政府も推奨するプレミアムフライデーが不発と言ってもいいような状況の中で、それに代わる案「シャイニングマンデー」が経産省で検討されているとテレビ朝日が報道。それに反応したネットユーザーの意見や、最新の情報をまとめてみました。
シャイニングマンデーとは?
経産省では「月末の金曜日は忙しい」という指摘があったとして、別の曜日への変更を推奨すると同時に、月曜日の午前休を「シャイニングマンデー」と呼ぶことも検討しています。
参照:http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000132919.html
2018年7月30日、テレビ朝日からこのようなニュースが飛び出しました。現在、プレミアムフライデーを推奨している経産省ですが、プレミアムフライデーの認知度が約90%近く何に対して、実際に早退している人はわずか11%ほどにとどまっています。
そこで、経産省では職員に7月27日金曜日の振り替えとして30日にと呼びかけたところ、約3割の職員が午前中に休みを取りました。
ネットでの反応
プレミアムフライデーとかシャイニングマンデーとかどうでも良いから、当たり前に休む人が出てもまわる人数雇って、定時退社できる仕事量に調整して、人として尊重し合って、遠慮なく休める空気と心身整えられるくらいプライベートに使える時間と給料出るのが当たり前の社会に早よ…早よ…(๑° ꒳ °๑)
— まりねこさくら(もか。) (@E5JusBa3rOwNGb2) 2018年7月31日
最近話題のシャイニングマンデーについて社畜ちゃんがひとこと#社畜ちゃん pic.twitter.com/jAzEXg9AUg
— マサ@パソコン欲しい (@masa_teitoku) 2018年7月31日
シャイニングマンデーどうこう以前に、まずプレミアムフライデーを大多数の中小企業に定着させる事が出来なかったのが問題だし、このままシャイニングマンデーを導入したとしても二の舞になるのがまざまざと目に見えているんですが!
— 三番目のN (@The_Third_N) 2018年7月31日
プレミアムフライデーも浸透しているとは言い難い状況の中で、世間の反応は芳しくなないようです。
実は誤解?導入は考えられていなかった
様々な意見が出ている中で、経産省へ実際のところを取材したキャリコネニュースへ経産省の担当者が答えた内容がこちら。
キャリコネニュースが経産省消費流通政策課に取材をすると、担当者は「テレ朝newsの報道にはちょっと誤解が……」と苦笑していた。
「これだとプレミアムフライデーを辞めて月末月曜に変えていくことが検討されているように読めてしまいますが、そうではありません。これはあくまでも経産省内部での話です」
省内でのプレ金の振り替え促進のため「月曜午前に取って」と呼びかけただけ
参照:https://news.nifty.com/article/economy/business/12117-9096/
経産省ではプレミアムフライデーの振り替えとして、月曜日の午前中に振り替えることを呼びかけただけのようです。
ただ、同省内では「シャイニングマンデー」という言葉は有名だったようで、月曜の午前休と言えばこの言葉で、そう呼ぶ人が多いというだけでプレミアムフライデーも今後も続けと行くとのこと。
まとめ
ちなみにこの「シャイニングマンデー」とは2017年に公明党のマニュフェストにあった言葉で、働き方改革の一環で「月曜の午前を半休にする」ことを仮称で「シャイニングマンデー」と公言しています。
プレミアムフライデーやシャイニングマンデーが普及し、政府の予想通りの世の中になるのは一体いつなのでしょうか?
不安や疑問を感じている国民にも、その恩恵が得られる日が1日も早く訪れることを願うばかりです。